外出のときはどうする?外出時の布ナプキンの使い方完全ガイド

外出時の布ナプキン

家にいる時と違って、外出の時は布ナプキンを持ち歩くことになります。

  • 使い終わった布ナプキンはどうやって持ち歩くの?
  • 外出時は何を持っていったらいいの?

そんな疑問に答える記事となっています。

布ナプキン17年の私が、外出時の布ナプキンについて解説します。

この記事を読めば、外出の時の布ナプキンの扱い方がバッチリ分かるようになっていますよ。

外出のときに必要なものは3つ

  1. ポリ袋(ジップロックでもOK)
  2. ポーチ
  3. 替えの布ナプキン

布ナプキンで外出する時、持っていく物は上記の3つ。

紙ナプキンの時と比べると、プラスポリ袋です。

ポリ袋

ポリ袋は、汚れた布ナプキンを持って帰る時に入れます。

ジッパーがついたものでも何でもよくて、ポーチに入れる時にポーチが汚れないようにするためです。

MEMO
布ナプキンについた経血が乾かないように、水に溶かしたアルカリウォッシュを持ち歩くのもあり

ポリ袋に入れる時は、経血がついた部分が内側になるように布ナプキンをたたんで下さい。

そうすることで、経血が乾くことを防げます。

アルカリウォッシュ液は、布ナプキンの交換のたびに、汚れにシュシュっと吹きかけると洗濯時に汚れが落ちやすくなります。

そうなんですが、劇的に!というレベルではないので、荷物が増えるのが嫌な私は滅多に持ち歩きません。(汗)

ポーチ

使い捨てのナプキンを入れる時もポーチを持ち歩くと思いますが、布ナプキンもポーチに入れて持ち歩きます。

ポーチには、使い終わった布ナプキンも入れます。

替えのナプキン

その日の経血量に合わせて、替えの布ナプキンをポーチに入れて持って出かけます。

持っていく枚数については、今からお伝えしますね。

外出時に持っていく布ナプキンの枚数

外出の時に持っていく布ナプキンの枚数は、経血の量や外出する時間によって変わってきます。

単純に、外出時間が長くなるほど、持っていく枚数も増えると思って下さい。

経血が多いとき

経血が多いとき、3枚くらい替えの布ナプキンを持っていきます。

私が使っている布ナプキンはハンカチタイプなので、たたみ方を変えることで、1枚で2回、3回分使うことができます。

なので、3枚持って行けば、布ナプキンが足りない!なんてことにはなりません。

最近、2日目の外出時には紙ナプキンを使っています

経血が少ないとき

経血が少ないときは、1枚〜2枚の替えの布ナプキンを持っていっています。

生理終盤には、替えのナプキンを持って行かない時もあります。

替えの布ナプキンがなくても、つけている布ナプキンのたたみ方を変えることで、何時間も使いまわせます。

私は、節約のために布ナプキンを始めたので、布ナプキンも価格の安いハンカチタイプにしましたが、今となってはあらゆる面で大正解だったと感じています。

布ナプキンはどうやって持って帰る?

布ナプキンをどうやって持って帰るのか、とても気になりますよね。

多くの方が気になっていると思うので、丁寧に丁寧にお伝えしていきます。

実際の私の持ち帰り方と違う所もあるのですが、まずは基本から。

  1. 経血で汚れた面にアルカリウォッシュを吹きかける
  2. 汚れた面を内側にしてたたむ
  3. たたんだ布ナプキンをポリ袋に入れる
  4. ポーチに入れて持ち帰る

順番に説明していきます!

経血で汚れた面にアルカリウォッシュを吹きかける

経血にアルカリウォッシュを吹きかけるのは、経血が乾かないようにするためです。

なぜ経血が乾かないようにするのかいうと、経血が乾いてしまうと、洗濯するときに汚れが落ちにくくなるから。

外出が長時間となると、布ナプキンについた経血が乾いてしまいます。

  • 8時間以上の外出だと長時間

洗濯の時の手間を増やさないために、アルカリウォッシュを吹きかけます。

アルカリウォッシュとは

アルカリウォッシュとは、その名の通りアルカリ性の粉洗剤。

タンパク質汚れである血液を洗い落とすのに相性のいい洗剤です。

アルカリウォッシュは、スプレーボトルなどに入れて持ち歩くと便利です。

私のアルカリウォッシュ体験談

・無印良品のミニスプレー容器を初期の頃に購入

・ある時アルカリウォッシュを忘れる

・こすり洗い時、劇的な違いを感じず

・滅多に持ち歩かなくなる

経血へのアルカリウォッシュ。

はじめの方でも少し触れましたが、実は、私はあまり活用していません。

なぜかというと、アルカリウォッシュを吹きかけることでの感動的な違いを感じないからです。

多少は汚れが落ちやすくなるかなぁ。

なので、気が向いたらアルカリウォッシュ溶液を持っていくスタンス。

ちなみに、おでんを作る時のこんにゃくと大根の下茹で、下茹でありとなしの違いがよく分かりません。

たまにはお米の研ぎ汁で大根を下茹でしますが、家族も、下茹でしようがしなかろうが変化を感じないレベル。

アルカリウォッシュの吹きかけの効果も、人によって感じ方は違うということで!

汚れた面を内側にしてたたむ

布ナプキンは、経血のついた面を内側にして折りたたんで持ち帰ります。

  1. 経血の乾きを防止
  2. 取り出すときの手の汚れ防止

アルカリウォッシュを吹きかけるのと同様の理由ですが、経血がカピカピになってしまって汚れが落ちにくくならないように、経血の面を内側にしてたたみます。

多分、布ナプキンに限らず、ハンカチなどでも汚れてしまった物を持ち歩くなら、自然と汚れた面を内側にしますよね。

単純に、直接布ナプキンを触った時に手が汚れてしまわないようにという簡単な理由からも、内側にしてたたみます。

たたんだ布ナプキンをポリ袋に入れる

たたんだ布ナプキンは、ポーチに直入れはしません。(基本は)

ポーチなんかは毎日洗濯しないので、直接汚れた布ナプキンを入れてポーチが汚れてしまわないように、ポリ袋に入れて持って帰ります。

ジップロックに入れると、完璧ですね。

ただ、ジップロックは高いので、私はもっぱらポリ袋です。

使い終わったポリ袋も、惜しみなく捨てることができるのでおすすめはポリ袋。

私の場合、経血量がグッと減ってくるとポリ袋さえ持ち歩きません。

ポリ袋は持って行かなくても大丈夫

ポリ袋に入れなくても、経血がポーチにつくこともないし、生理中の嫌な匂いもしないので、ポリ袋の必要性がなくなってしまうからです。

ここでお伝えしたいのは、私が大雑把ということではないですよ。

お伝えしたいことは、布ナプキンでの外出となってもそこまで大したことではないという事です!

アルカリウォッシュ溶液を忘れても大丈夫だし、ポリ袋も必ず持ち歩かないといけない物ではないんです。

普段の生理中に持ち歩くナプキンの紙ナプキンだけが、布ナプキンに変わるだけで、あとはそこまで神経質にならなくても何とかなります。

ポーチに入れて持ち帰る

紙ナプキンと唯一違う点、布ナプキンの持ち帰りです。

慣れない内は、使い終わった布ナプキンを持って帰ることに戸惑うかもしれません。

ですが断言できます。

布ナプキンの持ち帰りは慣れる

そう、慣れるんです。

それに、子どもの紙オムツを持って帰ることと比べたら、はるかに余裕です。

子どもが外出先で大きい方をしてしまっても、捨てれないことがあり、そんな時は家に持って帰ることになりますが、布ナプキンは紙オムツより小さいし臭わない。

使用済みの布ナプキンの持ち歩きは慣れますが、慣れない内は、ぜひ「あれよりまし作戦」を試してみてください。

あれよりまし作戦

nina流あれよりまし作戦とは

  •   食べすぎてしまった時→外食に行くよりまし
  •   料理の味付けが薄すぎた時→病気になるよりまし

◯◯するよりまし、とポジティブ変換してみて下さい。

その内布ナプキンに慣れちゃいます。

【番外編】旅行のとき

ハードルが上がって、旅行の時の布ナプキンの扱い方についてです。

旅行の時に布ナプキンを使用するのはおすすめしません

旅行に行くメンバーにもよりますが、基本的に旅行の時は布ナプキンより紙ナプキンを使用することをおすすめします。

布ナプキンを洗ったり、干したり、周りの人がすんなりそのことを受け入れてくれることもあれば、そうじゃないこともあります。

いやいや、それでも布ナプキンで旅行も過ごしたいの、って場合のお話しをしましょう。

旅行の時の布ナプキンに必要なもの

  1. 洗濯洗剤
  2. ビニール袋5枚くらい
  3. ピンチハンガー
  4. 布ナプキン5枚以上
  5. アルカリウォッシュ溶液

ビニール袋は、使用した汚れた布ナプキンを入れたりつけ置きするのに使います。

  • さすがにバケツは持っていけません

旅行先にランドリーグッズがないかもしれないで、ピンチハンガーは念の為に持って行った方がいいですね。

持って行く布ナプキンは、5枚以上でできるだけ多い方が安心できます。

後は、家で手洗いするのと同じ手順で手洗いし、その後は洗剤でゴシゴシゴシゴシとこすり洗いをして(洗濯機の代わり)強く強くギューーーっと絞ってから干して下さい。

お風呂場の隅の方でコソコソっとするしかありません。

旅行先では洗う場所に困る

旅行先で一番困ることは、使い終わった布ナプキンを洗う場所です。

布ナプキンはお風呂場くらいしか洗うところはありませんが、大浴場だと多くの人が利用しています。

そんな所で経血の汚れを大っぴらに洗うことは、衛生的によくないですよね。

誰もいない時間帯に洗ったり、隅の方でこっそりとか、迷惑にならないように最大限の配慮をして洗うしかありません。

マナー的にも、荷物が増えてしまうことからも、旅行の時は布ナプキンより使い捨ての紙ナプキンをおすすめします。

外出時の布ナプキンの使い方まとめ

外出時の布ナプキンについて、疑問は解消されましたでしょうか?

外出時には

  1. ポリ袋(ジップロックでもOK)
  2. ポーチ
  3. 替えの布ナプキン
  4. アルカリウォッシュ

これらのものを持って行き、使い終わった布ナプキンの経血が乾かないようにアルカリウォッシュを吹きかけてから、汚れた面を内側にしてポーチに入れて持って帰ります。

アルカリウォッシュを私はあまり持ち歩かないのですが、基本を抑えてもらいたくて一応リストに入れました。

アルカリウォッシュを忘れても、ビニール袋を忘れても、なくて大慌てするような事ではないし、思っているよりかは布ナプキンでの外出は大変すぎる!ってことはありません。

私なんかは、むしろ布ナプキンの方が楽です。

ワンポイント

お守りに紙ナプキンも常に持ち歩く

お守りを持って行けば(笑)、怖いものなしです。

他に疑問に思うことがあれば、お問い合わせ下さいね。

以上、布ナプキンの外出のお話しでした。